G-01-05【その底への不安】/130605
飲み込んだ言葉
不意に陥る異様な日常
意思と意思の溝
到達点のない直情
これらは体内で時間をかけ、腐敗する。
やがて水とともに その底へ流れていく。
その底の「時間」は混濁している。
腐敗と再生を繰り返し、それらは外へ出る機会を待っている。
その底は、ここからは遠い。
けれどこの距離は時に伸縮するのである。